トップツアーの2012年12月の販売実績で、海外旅行は前年比14.2％増の26億1919万円となった。国内旅行は11.4％減の64億9084万円、訪日旅行は6.1％減の4億1445万円で、その他の10.5％減の2億5462万円を含めた総取扱額は5.4％減の97億7910万円となった。

　海外旅行では、一般団体が16.2％減となったものの、教育旅行が94.1％増となったため、団体合計は25.2％増。個人旅行は自社企画商品が12.1％減、他社企画商品が0.2％増となり、企画商品全体では1.1％減とほぼ前年並み。その他の個人旅行は4.5％増となった。

　海外旅行の取扱人数は0.2％減。団体旅行は8.9％増で、方面別では大洋州が467.3％増、グアムとサイパンが47.6％増、台湾が40.0％増、その他アジアが21.8％増、欧州・ロシアが12.3％増などとなった。一方、企画商品は37.6％減となったものの、方面別ではその他アジアが200.0％増、シンガポールが61.8％増、ハワイが39.4％増、グアムとサイパンが5.4％増などと前年を上回った。

　なお、国内旅行は団体旅行が15.1％減となったほか、個人旅行は企画商品が1.6％減とわずかに前年を下回り、その他の個人旅行は4.0％減となった。団体旅行では、一般団体が19.1％減、教育団体が11.8％減であった。