キャセイパシフィック航空（CX）によると、CXと香港ユニセフ協会が実施している機内での募金活動「チェンジ・フォー・グッド」で、2011年度の募金総額が1290万香港ドル（約1億3250万円）以上に達した。CXは1991年からこの募金活動を開始しており、これまでの募金の累計額は1億2000万香港ドル（約12億3000万円）以上にのぼる。

　2011年度の募金のうち約234万香港ドル（約2400万円）は、ラオスのルアンナムター県で最貧困3地域で暮らす母子の健康を守ることを目的に設立されたユニセフのプログラム基金に充当。このプロジェクトでは、CXのスタッフ24名もボランティアで参加している。また、毎年の募金総額の平均1ヶ月分は、1996年設立の「キャセイパシフィック車椅子基金」に寄付しているという。