カリフォルニアディズニーランド・リゾート内のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに6月15日、新しいテーマランド「カーズランド」がグランドオープンする。このエリアは、ディズニー・ピクサー映画「カーズ」をテーマに映画に登場するラジエーター・スプリングスの街をイメージしてつくられたもの。同パークは14億ドルを投資し5年間に及ぶ拡張計画を実施しており、「カーズランド」のオープンで約4万8562平方メートル拡張し、計画が完了したことになる。

　カーズランドは、タイヤに乗って仲間と一緒に空中をすべるように回転するアトラクションなど、映画の世界を体感できる新しい3つのアトラクションとレストラン、ショッピングエリアで構成。特に、メインアトラクションのひとつ「ラジエーター・スプリングス・レーサー」は、同エリアの約半分を占め、最速で時速65キロメートルのスピードでレースのような感覚を楽しむことができる。

　また、「カーズランド」の開業にあわせて、同パーク内の入り口エリアを1920年代のロサンゼルスをイメージした「ブエナビスタ・ストリート」としてリニューアルオープンする。さらに、ディズニーの長編映画「白雪姫」が1937年に上映された劇場がモデルの「カーセイ・サークル・シアター」を新設し、当時の交通手段として使われた乗り物をイメージしたトロリー「レッドカー・トロリー」も走らせるという。