日本旅行の2012年2月の取扱実績で、海外旅行の取扱額は5.0％減の97億856万円となった。国内旅行は2.9％増の158億8438万円で、国際旅行の46.4％減の4億3403万円などを含めた合計は1.7％減の260億2755万円となった。

　海外旅行のうち、団体旅行は一般団体が6.4％減の7億3385万円となったものの、教育旅行団体が83.0％増の3億9493万円と好調で、団体合計も12.9％増の11億2878万円。企画旅行もマッハ・ベストツアーが4.8％増の36億5925万円、他社企画商品が0.1％増の7億4070万円となり、合計は5.6％増の43億9996万円とプラス成長。これに対して、個人旅行が19.5％減の36億9752万円となり全体を押し下げた。日本旅行広報室によると、企業の出張需要の鈍化が一因であるという。

　一方、国内旅行では、団体旅行が2.3％増の32億2247万円、企画商品が3.7％減の57億6926万円、JR券や航空券など個人旅行が9.4％増の68億9265万円となった。団体旅行では一般団体が3.0％増、教育旅行団体が1.5％増となっている。