JTBワールドバケーションズは3月2日、関空発の日本航空（JL）チャーター便を利用したクロアチア・スロベニア9日間の商品の販売を開始する。JTB西日本によると、2008年以降毎年継続して設定しているもので、全て完売になるなど人気があるという。今年は直行便ではなく札幌経由とし、札幌でも集客する予定だ。関空発の販売目標は114名に設定した。

　往路は、関空発、札幌経由でドブロブニク着の約15時間30分、復路はリュブリアナ発、札幌経由の関空着で約14時間。JALエグゼクティブクラス仕様の座席や、JALエグゼクティブクラスと同水準の食事、機内アメニティを追加代金で利用できる「らくらくシートプラン」、エコノミークラスの2、3人並び席プランなども用意した。また、5月31日までに予約を完了する早期申込みすると、基本旅行代金から1万円引きとなる。

　商品内容は、定着してきた人気の3コースを継続するものの、人気や売れ筋のホテルにしぼった。一番人気のドブロブニクに3連泊するコースでは、プリトビチェ湖群国立公園内ホテルに宿泊し、バルカン半島4ヶ国の世界遺産を周遊し、43万9900円。2ヶ国のみの周遊でLグレードホテルに4泊し、5つの世界遺産を巡るコースは48万9900円。ボスニア・ヘルツェゴビナを加えて3ヶ国を周遊するコースでは、Aグレードホテルに4泊し、42万9900円。