近畿日本ツーリスト（KNT）は2月17日、5月21日の「金環日食」の観測に焦点を当てた「金環日食を見に行こう！日食メガネ付宿泊プラン」の販売を開始した。宿泊に加え、部屋や大浴場、屋上など宿泊施設内で金環日食が観測可能な場所に、1名につき1点日食メガネを用意する。

　金環日食とは、太陽が月によって隠されるため太陽の外郭がリングのように見えるもので、日本で見えるのは129年ぶり。KNTでは、金環日食が円や指輪をイメージさせることから、「家族の絆」「夫婦円満」「カップルのプロポーズの場」に結びつけており、記念日などの宿泊に使えるよう、プランを設定。9施設でプロポーズなどの演出に利用できるオーストラリア・ブリザードフラワーのアレンジを用意した。花の間に指輪を差し込みプレゼントすることも可能だという。

　施設は全国のホテル、旅館35軒の施設を利用する予定で、オーストラリア・ブリザードフラワーのアレンジは東京、千葉、神奈川、静岡、三重の計9施設で用意する。宿泊代金は2名から3名定員で大人1名6300円から4万7000円とした。定員や食事条件は宿泊施設により異なる。