日本とインドネシアの航空当局間協議が8月9日から11日にかけて開催される。国土交通省航空局航空交渉室によると、成田の発着枠27万回への容量拡大をふまえた二国間の航空自由化と、首都圏空港以外の以遠地点への輸送自由化が焦点となる見通しだ。合意されれば、2013年に予定する成田の発着枠拡大時に、成田空港関連路線の二国間輸送が自由化される。

　今回の協議は、“首都圏空港を含むオープンスカイ”の実現に向けて2010年12月に開始した各国との交渉の一環。これまで韓国やシンガポール、ベトナム、マレーシアなどと交渉してきた。東アジア、ASEAN地域の主要国とは2011年度中の合意をめざしている。