ピーチ・アビエーションは7月7日、国土交通省航空局から航空運送事業の許可を取得した。これは4月13日に同社がおこなった許可申請に対するもの。これを受け、代表取締役社長の井上慎一氏は「日本初の本格的LCCとして独自のビジネスモデルを追及していくが、航空会社として『安全運航』が最も重要な要素と捉えている」とコメントし、同日付で社内に航空安全推進委員会（準備会）を設置したと発表した。航空運送事業としての安全理念の徹底と共有をはかるとともに、安全意識を確立するための教育、訓練を継続的に実施していく考えだ。

　委員長は井上氏が務め、11日に委員会を開催する予定だ。初回は委員会メンバーに加え、全社員が参加するという。