トルコ航空（TK）は2012年夏期スケジュールから、成田／イスタンブール線と関空／イスタンブール線のデイリー運航を開始する。これにより、日本路線の供給座席量は25％拡大する。使用する機材は現行と変わらず成田路線がボーイングB777-300ER型機、関空路線がエアバスA330型機。

　もともとTKでは、デイリー運航に向けて積極的に活動してきており、2010年3月28日には成田路線を週4便から6便に、関空路線を週3便から4便に増便。さらに、2011年3月28日には関空路線を週5便に増便したところだった。また、乗継需要の取り込みに注力しており、2010年はTKの旅客に占める乗り継ぎ客の割合が11％から21％に増大。さらに、ビジネス需要の獲得も進めているところで、今回のデイリー運航により、さらに日本市場での存在感を高め、営業拡大をはかる考えだ。