全日空（NH）とユナイテッド航空（UA）、コンチネンタル航空（CO）の3社は、2011年度下期日本出発分の北米、メキシコ・カリブ、中南米行きの共同運賃を設定し、国土交通省に申請した。7月7日から販売を開始する。

　対象は10月1日から2012年3月31日出発分のエコノミークラス割引運賃と、ビジネスクラス割引運賃。3社で統一の運賃、適用条件とし、日本国内は43都市、日米間は11路線週119便、北米、メキシコ・カリブ、中南米は383都市に広がる3社のネットワークを自由に組み合わせて利用することが可能だ。

　下期からは、米国本土、カナダ行きに日本出発50日前までの購入を条件とする「エコ割50」「Go　USA　50」を新たに設定。東京、大阪、名古屋／ロサンゼルス、ラスベガス、バンクーバーの場合、往復運賃（平日）で燃油サーチャージを含め9万5000円からの設定としている。