シンガポール航空（SQ）は6月20日、オーストラリア政府観光局（TA)と旅行市場の拡大をめざす提携を締結した。7月1日からの3年間、両者が共同でオーストラリアへの旅行者拡大に向けた販促活動をすることを目的とするもの。シンガポールのほか、日本、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イギリス、ベトナムを重点市場として展開していく。特にシンガポールからの旅行者は2010年に初めて年間30万人を上回り、オーストラリアへの旅行者のうち、市場規模で6位となっている。

　なお、SQとTAは以前から旅行者拡大に向けた取り組みをしており、今回の契約により、20年以上の協力体制が延長されたことになる。