近畿日本ツーリスト（KNT）は10月4日、香港の現地法人「KNT（HK）LIMITED」の営業を開始する。代表取締役社長には持田康之氏が就任し、従業員6名体制で旅行業などの事業を手掛ける。2013年度の売上目標は約5600万香港ドル（約6億7200万円）とした。

　事業内容はアウトバウンド、インバウンド、航空券手配など旅行業のほか、カード会社のアシスタント業務、自治体や旅館のレップ事業、運輸、劇場、娯楽などの切符やクーポンの発券、イベントやコンベンションの運営、旅行・観光関連の広告と宣伝など。

　なお、KNTでは、グローバル戦略としてアジア地域での展開を重視しており、2009年10月にはソウルに「KNT　KOREA　INC.」を設立したほか、今年2月には独資旅行会社近畿国際旅行社有限公司の上海支店を開設。さらに、5月にはバンコクの現地法人「KNT　TRAVEL（THAILAND）CO.,LTD.」を設立している。


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