日本旅行はさきごろ、「赤い風船JRセットプラン」提携宿泊施設を対象に、宿泊施設側のウェブサイトで同プランの検索をできるガジェットの提供を開始した。これは、宿泊施設のウェブサイトを訪れた消費者に対してその宿泊施設のJRセットプランを提案するもので、日本旅行ウェブサイトに遷移して空室状況や料金を直接表示することができる。

　ガジェットの導入でJR利用商品の強みを発揮し、他社との差別化をはかるとともに、日本旅行ウェブサイトへの来訪者数と予約率の増加をめざすという。4月から一部宿泊施設に導入しており、6月から本格的に稼動を開始した。約2000軒の旅館に提案しはじめており、2010年度中に300軒との契約をめざす。

　さらに、今後は「赤い風船航空カセットプラン」でも検索ガジェットの開発をめざし、シティーホテルへの導入の提案も予定しているという。

　なお、このサービスは検索プラットフォーム「Spook（スプーク）」を提供するフォルシアが開発したものだ。