KNTが上海支店開設、国内旅行販売、仕入や手配など可能に−事務所機能も維持
近畿日本ツーリスト(KNT)は4月1日、中国の現地法人「近畿国際旅行社(中国)有限公司」の上海支店の営業を開始する。もともと設置していた事務所を支店とし、中国の国内旅行の販売、団体旅行とホリデイ向けのホテル予約仕入、地上手配、品質管理業務、上海地区の旅行情報サービスや緊急時のサポートサービスなどの業務を担う。
KNTブランド戦略室(広報)によると、事務所で勤務していた18名がそのまま支店での業務に従事。支店長には事務所長が就任する。事務所としての機能も残し、現地旅行会社と連携しながら上海万博への送客拡大をはかるとともに、中国人の海外旅行や訪日旅行についても、提携旅行会社に積極的に企画提案を実施する方針だ。
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