日本航空（JL）はこのほど、10年上期の北米とアジア行きエコノミークラス割引運賃と、追加設定した09年下期ハワイ行き「JALバリュー悟空7」運賃の販売を開始した。

　新たに販売を開始したのは、北米、東南アジア、インド、韓国、中国行きの「ダイナミックセイバー3／5／7」で、事前購入期限をこれまでよりも短く緩和。また、アメリカ、ジャカルタ・デリー行きでは、JALプレミアムエコノミーが利用できる「ダイナミックセイバー5／7プレミアム」を用意した。このほか、カナダと韓国行きで「ダイナミックセイバー3／7ワーホリ＆留学」、アメリカと中国行きで「ダイナミックセイバー3／7留学」を設定し、ワーキングホリデーや留学向けに有効期限を1年間とし復路変更も可能とした。また、韓国行きでは、目的地で土曜日を過ごす「週末ステイ割引」を設定した。

　ダイナミックセイバーは、あらかじめ時期時期や曜日によってタイプAからFまでの6段階の運賃となり、混雑が予想される時期や搭乗日に往路、復路それぞれに特定日加算額を設ける。今回の運賃では例えば、東京／ロサンゼルス線のダイナミックセイバー7であれば6万円から24万円。

　また、2009年度下期日本発ハワイ行きエコノミークラス割引運賃を追加で発売。ホノルル行き「JALバリュー悟空7」で、3月19日、20日を除く2月15日から3月31日出発分まで追加販売を開始した。例えば、2月15日から3月11日出発分であれば東京発平日往復運賃で6万3000円。