ベトナム航空（VN）は、週4便で運航する成田／ハノイ線を増便し、デイリー運航にする計画だ。夏期スケジュールからの運航をめざすといい、スケジュールや機材などは未定なものの現在準備をしているところ。これは、12月10日に開催したVNのイヤーエンドパーティーでVN日本地区総支配人のグエン・クォック・トアン氏が明らかにしたもの。VNの成田／ハノイ線は現在、レジャー需要が高いがデイリー運航にすることでビジネス需要の取り込みを強化したい考えだ。ハノイはベトナムの首都であるとともに日系企業が多数進出しているため、ビジネス需要の見込める路線だ。日本からの業務渡航や修学旅行を始めとする大型団体を中心に販売拡大をめざす。

　VNでは現在、成田、中部、福岡からハノイへの直行便を運航しており、関空からは2010年1月13日に運航を開始する計画だ。成田がデイリー運航になることでさらに供給座席量が増えると予想される。また、ハノイ遷都1000年の記念の年に向けて日本4都市からのフライトが充実することも需要喚起につながる。遷都1000年プランや就航記念プランなどのパッケージツアー造成も促していくようだ。


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