香川県・琴平町商工会は1月29日まで、「こんぴら歌舞伎」の絵看板を町内の観光関連施設に展示するイベントを開いている。絵看板を巡るスタンプラリーも実施し、回遊性を向上。「アートな門前町・琴平」をアピールする。

　イベントは今年度の全国商工会連合会「地域資源∞全国展開プロジェクト」に採択された「こんぴらにんにく×アートなこんぴら門前町活性化プロジェクト」の一環。個人や若年層に向けた魅力創出を目指し、アートを視点に地域資源を生かした観光開発に取り組んでいる。

　絵看板の展示は12月1日に始まった。琴平観光協会が毎年1月に開く「こんぴら温泉まつり」にあわせて実施するもので、同町の芝居小屋・金丸座で開かれる「こんぴら歌舞伎」上演時に飾られた、名場面を描いた歴代の絵看板36枚を旅館ホテルや土産物店など28カ所に展示。色鮮やかな歌舞伎絵巻でまちを彩る。

　スタンプラリーは、絵看板5カ所、湯めぐり・立ち寄り施設3カ所のスタンプを集めると抽選で商品が当たる。湯めぐりとあわせて絵看板巡りを楽しんでもらう趣向だ。


情報提供：トラベルニュース社