スターウッド・ホテル＆リゾート・アジアパシフィックは、マスターカード・ワールドワイドと10月1日から12月31日まで、カード会員向けに無料の特典宿泊を提供するキャンペーンを実施する。対象ホテルはスターウッド系列のアジア・太平洋地区の150軒超で、期間中に対象ホテルに異なる時期に2回滞在すると、週末の無料宿泊特典を提供するもの。無料宿泊特典の利用期間は、11月1日から2010年1月31日までとなる。同キャンペーンの実施は今年で3回目。キャンペーンにより、スターウッドの顧客プログラム「SPG」の新規加入が堅調に増加したという。

　なお、マスターカードが今春実施した調査によると、アジア太平洋、中東、アフリカ地区の消費者の24％が、今後6ヶ月に海外旅行をする予定と回答。特に、クウェート、UAE、ニュージーランド、香港の消費者に傾向が強く、地区内の渡航先で人気が高かったのは、中国、タイ、オーストラリアだったという。スターウッドのデータでも、中国とタイが昨年のキャンペーンでの無料宿泊先として人気が高かった。