英国に本社を置く大手チャーター手配会社「エア・チャーター・サービスPLC（ACS）」はさきごろ、エフネスと日本での総代理店契約を締結した。ACSにとって初の日本進出。同社は、香港にアジア太平洋地区を担当する本部を置き、特にアジア各国、中国、オセアニアの航空会社と強いネットワークを持っているという。日本では、エフネス航空事業開発部がACS香港の管轄下で業務に当たる。

　ACSマネージングダイレクターのトニー・バッカム氏は、「香港オフィス開設以来、アジア太平洋地区における更なる進出を長年検討しており、日本もその一つであった。日本には世界各国からのビジネストラベラーが多く、そこにACSの拠点を置くことは全世界的なサービスと戦略の面からも大きなメリット」と期待を表明した。

　なお、ACS社は1990年設立で、年間取扱高は約200億円。ビジネスジェットから大型機まで世界で300社以上の航空会社と提携しており、取扱便数は年間3000便に及ぶという。ロンドン本社のほか、ニューヨーク、パリ、ビルバオ（スペイン）、ヨハネスブルグ、モスクワ、ドバイ、香港にオフィスを展開し、日本は9番目の拠点となる。


▽エフネス航空事業開発部
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