JTB首都圏は千葉商科大学の学生と共同で、現地の大学生との交流を目的とした海外旅行商品「学生的上海」を設定した。千葉商科大学のサービス創造学部で展開する学生プロジェクトの一つ「中国プロジェクト」の取組みにジェイティービーが賛同し、JTB首都圏の担当者と同学部の学生が企画会議を重ねて実現したもの。若者の育成の取り組みといった中国の今を体感し、肩を並べていこうという気概を醸成するのが目的だ。

　ツアーでは、7つの大学が集まる松江大学城を訪問。同大学と提携関係にある上海立信会計学院大学の学生が大学内や寮を案内するほか、日中両国の教授によるシンポジウム、両校の合作コンサートを鑑賞するなど、現地の学生と参加者との交流をはかる。また、建設中の上海万博会場の見学や日系企業の工場見学なども予定する。ツアーは10月11日出発の3泊4日で、販売設定数は80名。申込者にはツアー前後に、中国語講座や中国の文化、教育事情などの特別講座を無料で提供する。