西オーストラリア州政府観光局はワイルドフラワーのシーズンにあわせ、ポスターを制作、旅行会社への配布を開始した。同州には約1万2000種のワイルドフラワーが自生し、その約8割が固有種といわれる。7月中旬、北部から開花し、次第に南下して8月にはパースの北にあるエバーラスティング街道付近で花のじゅうたんの圧巻の風景が見られる。今回のポスターは、ワイルドフラワーをオーストラリアの3分の1の広さを誇る西オーストラリアの4つのエリアとともに表現。ユニークな地形と大自然に咲くワイルドフラワーの生命力をイメージした、迫力あるビジュアルに仕上がっている。ワイルドフラワーの季節には例年、世界各国から多くの観光客が訪れており、同州政府観光局ではポスターの露出により、さらなる集客をはかる。

　特に、9月1日から28日にパースのキングスパークで開催される「ワイルドフラワーフェスティバル」は恒例のイベントで、毎年多くの観光客が訪れるという。今年は「アート・イン・ネイチャー」（自然の中のアート）をテーマに、ガーデニングやアートの1日講座、ワイルドフラワーや野鳥を見るガイドウォーク、野外コンサートなどを実施する。また、10月以降もパースの南西部で野生の蘭などの花々が咲くという。


▽ポスターの問合せ先
Eメール：info@watcjapan.com
FAX：03−5214−0799