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ホテルオークラ、バンヤンツリーとフードフェアやスパを共同展開−契約3周年で

  • 2009年7月22日
 ホテルオークラとバンヤンツリー・ホテル&リゾーツは7月21日、「マーケティング契約の拡充」、「飲料部門での協力」および、「施設開発部門での提携」の3つ要素にもとづく新しい共同プロジェクトを発表した。2006年に締結した両社のジョイントマーケティング契約が3周年を迎え、より一層の拡充をはかるもの。ホテルオークラ代表取締役社長の荻田敏宏氏は、「今後も共同イベントや共同マーケティングを拡充していきたい」と語った。

 「マーケティング契約の拡充」では既存の6軒のホテルに加え、モルディブ初の完全独立型水上コテージ34棟が完成したばかりの「アンサナ・ヴェラヴァル」が新しく加わった。一般の予約を受け付けるほか、オークラ・ホテル&リゾーツ集中予約センターを通じて利用したホテルオークラのクラブ会員には各種ポイントなどを付与する。「飲料部門での協力」では7月から8月までの期間、ホテルオークラ東京および神戸、オークラアクトシティホテル浜松、オークラフロンティアホテルつくばにおいて、「バンヤンツリー・プーケット・タイフード・フェア」を開催。プーケットから来日したウラポン・ペンチュー・シェフ監修の元、12種類のタイ料理を提供する。また、9月にはホテルオークラの和食調理総料理長である澤内恭氏をタイに招聘し、バンヤンツリー・プーケットおよびバンヤンツリー・バンコクにおいて、ホテルオークラ東京「山里」和食フェアを開催する予定だ。「施設開発部門での提携」では、今後オープンする海外のオークラ・ホテル&リゾーツにおいて、両社の提携による新ブランドのスパ施設「オークラ・スパ By バンヤンツリー」を導入することが決まった。

 また、バンヤンツリー・ホールディングスのエグゼクティブ・チェアマンであるホー・クウォンピン氏は、「日本のホテルオークラ、海外のバンヤンツリー・ホテル&リゾーツは、ともにアジアのホスピタリティー施設を代表するブランド。ジョイントマーケティング契約後も大きく成長した。今回の新しいプロジェクトにも期待している」と述べた。