ピカパカ調査、出張手配5.8万件を分析 航空券は平均19.6日前、復路は金曜日に集中

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 法人向け出張管理システム「ピカパカ出張DX」を提供するピカパカは、2025年9月から2026年9月までの出張手配データ約5万8000件を分析し、新幹線、航空券、ホテルの予約実態をまとめた調査レポートを公開した。航空券は平均で出発の約20日前に予約される一方、新幹線は乗車2週間以内の予約が多く、移動手段によって予約時期に差が見られた。

航空券は平均19.6日前、新幹線は12.9日前に予約

 平均予約日数は、航空券が19.6日前、ホテルが14.5日前、新幹線が12.9日前だった。いずれも予約が最も多かったのは利用日の8~14日前。新幹線は乗車4~14日前の予約が全体の60.3%を占めた。

 一方、航空券は31日以上前の予約が18.7%に上った。早期購入割引がある航空券では、早めに手配する動きが見られる。ホテルはチェックイン8~14日前の予約が24.4%で最多だったが、1~3日前の予約も19.1%あった。

交通・宿泊の平均予約日数
手配対象 平均予約日数 予約が多い時期など
航空券 出発19.6日前 31日以上前の予約が18.7%
ホテル 宿泊14.5日前 8~14日前が24.4%、1~3日前も19.1%
新幹線 乗車12.9日前 乗車4~14日前が60.3%

新幹線は「のぞみ」、航空路線は羽田―福岡が最多

 利用列車では「のぞみ」が43.7%で最多だった。航空路線は「羽田―福岡」が22.6%で1位。「羽田―札幌」と合わせた上位2路線で全体の35%超を占め、3位以降も九州・沖縄方面の路線が上位に並んだ。

 ホテルの宿泊先は大阪府が14.7%で、東京都の12.8%を上回り最多となった。都道府県別の1泊平均宿泊単価では東京都が1万5378円で最も高く、福岡県が1万2532円、北海道が1万2392円と続いた。

復路は金曜日に集中、宿泊は木曜日が最多

 曜日別に見ると、往路は新幹線が水曜日(19.8%)、航空機は水曜日(18.7%)と火曜日(18.2%)に多く、週前半から半ばに分散した。一方、復路は金曜日に集中し、同日の割合は新幹線が21.7%、航空機が23.2%だった。

 ホテルのチェックイン日は木曜日が20.9%で最も多く、金曜日は10.7%だった。週中に宿泊し、金曜日に現地での業務を終えて戻る出張パターンがうかがえる。

航空券は割引運賃と普通運賃で約1万8000円の差

 航空券の平均価格は、割引運賃が2万6139円、普通運賃が4万3812円だった。差額は1万7673円で、割引運賃は普通運賃より約40%低い。予約時期による価格差が、企業の出張コストに影響する可能性がある。

航空券の平均価格とホテルの平均宿泊単価
項目 平均価格
航空券・割引運賃 2万6139円
航空券・普通運賃 4万3812円
ホテル・東京都(1泊) 1万5378円
ホテル・福岡県(1泊) 1万2532円
ホテル・北海道(1泊) 1万2392円

 ピカパカは、予約期限や申請手順を定めて計画的な手配を促すことや、業務上可能な場合に金曜日の移動ピークを避けて日程を調整することを、出張管理の改善策として挙げている。

 調査期間は2025年9月から2026年9月までで、申込日を基準に集計した。対象は「ピカパカ出張DX」を利用する企業のうち、一定の利用実績がある企業群から抽出した手配データで、出張市場全体の数値を示すものではない。

出典:ピカパカ出張DX調べ