JTB BÓKUN、チャネルマネージャーAPI提供 既存システムから海外OTAへ一括接続
JTBは11月5日、体験アクティビティ予約管理システム「JTB BÓKUN(ボークン)」で、外部の予約・発券システムと接続する「チャネルマネージャーAPI」の提供を開始すると発表した。事業者は既存システムを切り替えずに一度API連携すれば、JTB BÓKUNを通じて海外OTAに在庫や価格を自動連動できる。
これまで事業者が複数の海外OTAと個別にAPI接続するには、開発コストや仕様変更への対応が必要だった。新APIでは、既存システム側で更新した在庫数や販売価格をJTB BÓKUN経由で各販売チャネルに反映する。手作業による在庫更新を減らし、二重予約のリスク抑制や、直前予約への対応につなげる。
旅行会社のツアーや交通・施設のチケット販売にも対応
利用先として、体験アクティビティ事業者のほか、演劇・コンサート・スポーツ施設、鉄道・バス・船舶などの交通事業者、観光・レジャー施設を想定する。旅行会社やツアーオペレーターは、自社で企画・管理するパッケージツアーやオプショナルツアーの在庫を連携し、海外OTAで販売できる。
海外OTAの例として、Viator、Klook、GetYourGuideなどを挙げる。座席指定チケットや乗車券、周遊パス、施設入場券なども、既存の予約・座席管理システムを維持したまま海外販売につなげる考えだ。
JTB BÓKUNは、ガイドツアーや体験アクティビティを扱う事業者、DMO、観光協会など向けの予約管理システム。JTBによると、2021年2月にサービスを開始し、ツアー・アクティビティ事業者1400社以上が導入している。今後は外部予約システムやチケット管理プラットフォームとの連携を広げる。
