スウェーデン観光局、「内向型」向け旅行代理店を開設 診断で旅行商品を提案
Visit Sweden(スウェーデン政府観光局)は9月29日、自分のペースで旅したい人に向けたオンラインサービス「The Introvert Travel Agency」を開設した。利用者が3つの質問に答えると、島での滞在や静かな自然の中での宿泊、セルフガイド型の都市体験など、志向に合ったスウェーデン旅行を提案する。
名称は「旅行代理店」だが、Visit Sweden自身が旅行を予約・販売するものではない。診断結果に応じて、外部の旅行会社やツアーオペレーターが販売する6つの旅行商品と、4本の旅行記事を案内する送客型の仕組みで、Visit Swedenは世界向けのコミュニケーション施策と位置付けている。
施策の背景には、混雑や過密な日程、旅行中の交流による疲労を避けたいという需要がある。Visit SwedenがYouGovに委託し、欧米9カ国の18歳以上9212人を対象に実施した調査では、41%が自身を「内向型」、45%が内向型と外向型の「混合型」と回答した。67%は他者との交流を求められるのではなく、自分で選べる旅行先を好み、53%は静けさやプライバシー、混雑の少なさに追加料金を支払う意向を示した。
オンライン版は日本からも利用できる。欧州では期間限定の実店舗も設け、ベルリンで10月14日から17日、パリで同21日から24日、ロンドンで同28日から31日まで展開する。店頭では旅行先や体験を紹介し、利用者の希望に応じた旅行相談にも対応する。
公式サイトでは、スウェーデン行きの予約可能な商品を持つ旅行会社やツアーオペレーターから掲載希望も受け付ける。地域や季節、体験内容のバランスを考慮し、掲載商品を定期的に見直す方針だ。