JATAは6月14日､第45回通常総会を開催､平成13年度事業報告及び同収支決算の承認と平成14年度事業計画及び同収支予算の審議承認がされた｡また､今期は役員の改選期で25名の理事と21名の運営役員､2名の監事を選任､会長には「テロ後の完全な需要回復､ゼロコミッション問題など､業界が抱える様々な課題を考慮した結果」(関係者)､ジャルパックの代表取締役社長･新町光示氏が選任された｡就任の挨拶で新町氏は「観光産業は日本経済を支える柱になる｡発展の可能性がある一方､激しい変化を迎え､変化を自分達の成長に引きこむか埋もれていくかの節目にある｡問題意識を持って会員各社と一緒に業界の発展を担っていきたい」と意欲を語った｡また､前会長の松橋功氏は特別顧問に選出された｡主な役員は以下の通り(カッコ内は専門委員会の役職)｡

会長：ジャルパック代表取締役社長・新町光示氏(JATA2003実行委員長)
副会長：グローバルユースビューロー代表取締役副社長・古木康太郎氏(法制委員長/流通基本問題検討特別委員長)
　　　　　ジェイティービー代表取締役社長･舩山龍ニ氏(海外旅行委員長)
常務理事：読売旅行取締役会長・阿部義正氏（広報委員長)
　　　　　　　西日本旅客鉄道代表取締役会長・井手正敬氏
　　　　　　　日本旅行代表取締役社長・金井耿氏(国内旅行委員長)
　　　　　　　ワールド航空サービス代表取締役社長・菊間潤吾氏(JATA2003運営委員長)
　　　　　　　近畿日本ツーリスト代表取締役社長・高橋秀夫氏(日中文化観光交流事業企画実行特別委員長)
　　　　　　　東急観光代表取締役社長・野溝憲彦氏(外国人旅行委員長)
　　　　　　　阪急交通社代表取締役社長・藤井徹氏(業務改善委員長)
特別顧問：ジェイティービー代表取締役会長・松橋功氏
顧問：日本旅行相談役・荘司晄夫氏