ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの７月の旅行取扱総額は前年比４・４％増の２４３億３４００万円だった。コロナ禍前の２０１８年比では38・１％減。

国内旅行は同０・１％増、18年比38・８％減の１３９億６９００万円。企業関連の取り扱いが増加し一般団体は同16・２％増と好調。学生団体は修学旅行やクラブの合宿、宿泊研修の増加で同８・７％増となった。企画旅行は同１・５％減。フリー型商品は万博関連で関西方面が好調だったが、多方面が低調で同26・６％減に。添乗員付き商品も万博関連の関西が好調で、同５・４％増だった。

海外旅行は同15・８％増、18年比43・７％減の78億３３００万円。スポーツイベントや企業の職場旅行が増加し同48・８％増と好調。学生団体は修学旅行などが伸び悩み同25・８％減となり、団体合計では同11・１％増に。企画旅行は同25・７％増。

訪日旅行は同13・５％減、18年比15・７％減の14億２１００万円。関連商品などは同19・８％増、18年比32・９％増の11億１２００万円。

なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、ＫＮＴ商事の合算。

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