エクスペディアは、2025年ゴールデンウィークの「穴場」海外旅行先ランキングを発表した。同期間の検索数のうち、11位～20位にランクインした海外旅行先をランキング化したもので、東南アジアのリゾート地が複数ランクインした。

　1位はベトナムのダナン、2位は台湾の桃園、3位はタイのプーケットが選ばれた。さらに、6位にタイのパタヤ、7位にベトナムのホイアンが入るなど、リゾート地が目立つ結果となった。また、韓国の仁川や釜山など、日本からアクセスが良いものの、主要観光都市ではない「第二の旅行先」とされる地域もランクインしている。これらの都市は、人気ランキングの上位には入らなかったものの、手頃な価格や利便性の高さが評価されており、ゴールデンウィークの旅行先を検討している旅行者にとって魅力的な選択肢となりそ うだ。

　ホテル選びに関しては、旅行者の検索データから「プール」が最も人気の高いフィルターとなっており、3位には「オーシャンビュー」が入るなど、ウォーターアクティビティを重視する傾向が見られる。加えて、2位には「空港からの送迎」、4位には「キッチン・キチネット」がランクインしており、移動や食費の節約を意識する旅行者のニーズがうかがえる。円安や物価高の影響を受け、利便性とコストパフォーマンスを重視する傾向が強まっていると考えられる。

　エクスペディアでは現在「ゴールデンウィークと春旅セール」を実施しており、対象ホテルが会員価格で25%以上オフとなるキャンペーンを展開している。