ブッキング・ドットコムは12月20日、12月31日の大みそかにチェックインで検索された宿泊施設のデータから、日本人旅行者に人気の海外旅行先ランキングを発表した。１位は乾季で観光に適した季節のタイ。年末年始は近場のアジアで過ごす旅が人気のようだ。

タイに続き２位台湾、３位韓国がトップ３を形成。過ごしやすい気候と物価が安いベトナムが４位に入った。５位アメリカ、６位フランスと欧米が続き、７位は香港。８位オーストラリア、９位イタリア、10位イギリスと遠方が続く。

タイはビーチリゾートが人気

ブッキング・ドットコムのルイス・ロドリゲス・リージョナル・マネージャー日本・韓国地区担当は「年末年始の日本の旅行者の宿泊施設の検索状況をみると日本の国内旅行が最も人気であることには変わりありませんが、円安や物価高の中でも旅行者の海外旅行への意欲は昨年よりも高まっている印象です。とくにタイやベトナムなど東南アジアは昨年よりも人気で、季節的に観光のベストシーズンであることに加えて、現地の物価が比較的安く、円安でもお得に海外旅行が楽しめることも理由に挙げられるでしょう。また、今年は年末年始の連休が最大9連休と長期なこともあり、フランスやイタリア、イギリスといったヨーロッパも人気です」とコメントしている。

情報提供：トラベルニュース