米国大手旅行雑誌コンデナスト・トラベラーが10月1日に発表した「リーダーズ・チョイス・アワード」の「世界で最も魅力的な国」において、日本が2年連続で1位に選出された。2位以降は昨年から若干の変動を見せた中で、日本がトップを維持した。

　また、人口50万人以上の大都市を対象とした「世界で最も魅力的な大都市」部門でも、東京が1位を獲得。昨年の2位から順位を上げ、国・都市ともにトップとなった。

　日本政府観光局（JNTO）蒲生篤実理事長は、今回の結果を受け「訪日旅行に対する非常に高い期待や更なる高付加価値化への可能性を感じており、嬉しく思います。日本への旅行需要は昨年に引き続き高まりを見せており、過去最高を記録していますが、これからも引き続き東京以外も含めた日本各地の魅力の発信・提供に積極的に取り組んでまいります」とコメントを発表した。

国別部門

順位	国	得点
1	日本	94.79
2	ポルトガル	92.69
3	トルコ	92.40
4	イタリア	92.16
5	スペイン	92.14
6	タイ	92.09
7	ベトナム	91.91
8	ニュージーランド	91.67
9	アイルランド	91.63
10	ギリシャ	91.53
11	クロアチア	91.23
12	ノルウェー	91.15
13	スイス	91.14
14	カナダ	90.85
15	フランス	90.58
16	オーストリア	90.54
17	インド	90.38
18	アイスランド	90.33
19	ドイツ	89.53
20	英国	89.26

大都市部門

順位	都市	国
1	東京	日本
2	シンガポール	シンガポール
3	シドニー	オーストラリア
4	ケープタウン	南アフリカ
5	ウィーン	オーストリア
6	バンクーバー	カナダ
7	マドリード	スペイン
8	コペンハーゲン	デンマーク
9	モントリオール	カナダ
10	ロンドン	英国