日本旅行業協会（JATA）は、2月13日に会員間でのサービスの紹介や募集を可能とする「JATAビジネスマッチングサイト」を開設する。協業、共創の推進を目的にしたもので、旅行業界としては初の取り組みとなる。

　本サイトは、JATA正会員、協力会員、国内賛助会員であれば無料で利用可能で、自社の商品やサービスを紹介し協業などを募る「サービス紹介機能」と、自社の求めるサービスを募る「サービス募集機能」の2つがある。

　どちらの機能を利用する場合でも、事務局側の掲載審査を経る必要はあるが、掲載する商品やサービス自体の制限や、1社あたりの掲載可能数などに制限はなく、あくまでも公序良俗に反する投稿を排除するためだという。

　JATA総務部アシスタントマネージャーの増田数馬氏によると、非会員でも一部投稿されている案件名などは閲覧可能だが、詳細や問い合わせ、投稿掲載などは会員ログインを行わない限りできない。

　JATAでは事前に掲載の希望を募っており、サイト開設時には15件の投稿を掲載する。なお、本マッチングサイトの入口はJATAウェブサイトのトップページに設置される予定で、ローンチに先立ちサービスの紹介動画を公開している。