岐阜県白川村は、12月27日に「白川郷レスポンシブル・ツーリズム（責任ある観光）」特設サイトを公開した。観光庁の「サステナブルな観光に資する好循環の仕組づくりモデル事業」の助成をうけ、マナー啓発の一環として発信するもので、今後も観光体験の質が維持されるような情報を拡充する予定だという。

　本サイトでは、白川村が大切にしていることや、特に実践してほしいマナーを5つに絞り、日本語、英語、中国語（簡体字・繁体字）、フランス語の5言語で紹介。サイト公開に先駆け秋には「白川郷観光&マナーブック2023」を発行している。

　白川村では、2017年より来訪者の受入れ環境向上の一環としてマナー啓発に関する取り組みを進めてきた。今後も来訪者の増加が予想されるなか、これまで実施してきた観光マナー対策を包括的に進める方法として「レスポンシブル・ツーリズム」の推進に取り組む。