楽天の連結子会社ワールドトラベルシステムが、1月1日付の役員人事を決議した。発表によると、取締役会長の幅屋太氏、代表取締役社長のディマント・タッカー氏が退任。新たに代表取締役会長に安田博祐氏、代表取締役社長に永冨文彦氏が就任する。

　安田博祐氏は2008年に楽天グループ入社後、複数事業の要職を経て「楽パック」などを展開する国内トランスポート事業部のジェネラルマネージャー、および楽天ANAトラベルオンラインの代表取締役を歴任。2020年からはレンタカーや高速バス予約を取り扱うモビリティ事業部とホテルパートナーシップ推進部のジェネラルマネージャーを務めた。

　永冨文彦氏は2010年に楽天グループ入社後、楽天トラベルで京阪神エリアを中心に宿泊施設向け営業コンサルティング業務に従事。その後要職を歴任し、2017年よりホテル・旅館コンサルティング部ジェネラルマネージャーを務めた。