JALは、総務省が主催する令和5年度「テレワークトップランナー2023」に航空会社として唯一選出された。総務省ではこれまで、テレワーク普及を目的に優れた取り組みを実施している企業、団体を「テレワーク先駆者百選」として公表してきたが、今年はテレワークの活用が広がった現状を踏まえ、活用による経営効果の発揮、テレワーク時のコミュニケーション面の課題解決、地域産業の活性化や情報化の推進などの課題解決への寄与につながる取り組みを実施。その内容が優れている企業、団体を、新たに「テレワークトップランナー2023」として公表している。

　今回の選出には、「柔軟な働き方の実践による採用への好影響」「時間的制約のある社員の仕事とプライベートの両立」「ワーケーション、ブリージャーの導入により、地域交流など関係人口の創出に寄与」「共創型コミュニティ、ワークスタイル研究会を立ち上げ、官民一体となりワーケーションの浸透を推進」したことなどが評価されたもの。

　同社は平成28年度に「テレワーク先駆者百選」に初めて選出され、令和3年度の選出時には、他団体などが模範とすべき優れた取り組みを行っている企業、団体として、航空会社としては初となる「総務大臣賞」を受賞。今回の選出は上記に続いて3度目となる。