ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの８月の旅行取扱総額は前年比77・８％増の２５８億４１００万円だった。コロナ禍前の18年同月との比較では46・６％減。

国内旅行は同43・５％増、18年比46・６％減の１５３億４９００万円。一般団体は企業系コンベンションの取り扱いが増加したものの観光などが戻らず18年比26・１％減。学生団体も修学旅行が18年比57・３％減、修学旅行以外の学生団体が18年比39・７％減と低迷。国内団体旅行全体では18年比41・６％減となった。企画旅行は18年比46・７％減。

海外旅行は同３５６・７％増、18年比61・７％減の65億６５００万円。一般団体は大型案件があったが視察・研修が減少し18年比51・０％減に。学生団体は修学旅行の伸び悩み18年比13・１％減となり、団体合計では18年比26・８％減に。企画旅行は20年比75・８％減。

訪日旅行は同１２０９・９％増、18年比24・４％増の21億２千万円。関連商品などは同19・２％減、18年比１１６・８％増の18億７００万円。

なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、ＫＮＴ商事の合算。

情報提供：トラベルニュース社