ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの７月の旅行取扱総額は前年比25・６％増の２１８億３１００万円だった。コロナ禍前の18年同月との比較では44・４％減。

国内旅行は同11・９％増、18年比40・０％減の１３７億円。一般団体は企業系コンベンションの取り扱いは上昇しているものの18年比36・１％減。学生団体も修学旅行がコロナ前の水準に近づき18年比１・０％減に。修学旅行以外の学生団体は18年比26・９％減。国内団体旅行全体では18年比27・２％減となった。企画旅行は18年比40・０％減。

海外旅行は同４０２・１％増、18年比67・０％減の45億９千万円。一般団体は視察旅行が回復傾向にあるものの職場・報奨旅行が本格的に回復せず18年比52・１％減に。学生団体は語学研修団体の増加で18年比53・４％増となり、団体合計では18年比30・２％減に。企画旅行は20年比80・８％減。

訪日旅行は同１３２７・８％増、18年比32・６％増の22億３６００万円。関連商品などは同67・９％減、18年比55・９％増の13億５００万円。

なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、ＫＮＴ商事の合算。

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