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オーストラリア シドニー / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2023年5月24日
  • 出典:OTOA

シドニーにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

■ ニューサウスウェールズ州の新型コロナ感染状況
シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、昨年2022年10月14日より、新型コロナウイルス感染者に義務付けられていた7日間、のちに5日間に短縮されていた自己隔離義務は撤廃されました。

その他の新型コロナウイルス関連の行動規制はほぼ全て撤廃され、従来のインフルエンザに近い扱いとなっています。

★ 2023年5月10~16日の7日間
 1日あたり平均感染者数 2,095人 (前週より +18.7%)

2022年の11月から12月に新型コロナウィルスの感染者数増加の波がありましたが、12月下旬には新規感染者は減少に転じ、2023年2月に入ってからは、全国で1日 2,000人で平準化していましたが、ゆっくりとした上昇に転じ、2023年5月現在は1日 4,000人台で推移しています。

ただし、オーストリアでは、新型コロナウィルスは既にインフルエンザとほぼ同等な扱いとなっており、高リスクの高齢者、基礎疾患を持つ人以外、無症状はもちろん、症状が出ても軽ければ検査を受けることがなくなっています。

■ シドニーにおける行動制限
シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、既に新型コロナウイルスによる行動制限がほぼ全面的に撤廃されており、従来のインフルエンザに近い扱いとなっています。
ニューサウスウェールズ州以外も、ほぼ同じように、新型コロナウイルスに関する特別な行動制限は撤廃されています。

◎ マスクの着用
屋内も含めてマスクの着用の義務はありません。
ただし、新型コロナウイルスに罹患し完全に回復していない間は、屋内や公共交通機関ではマスクの着用が推奨されています。
郊外ではマスクを着用している人をほとんどみかけませんが、シドニー市内ではアジア系の人を中心に屋内ではマスクを着用している人もいます。

マスクの着用は、屋内も含めて、個人の判断で着用してもしなくても、問題ありません。

◎ 隔離の義務
新型コロナウイルスに罹患していても、隔離の義務はありません。
ただし、症状がある場合は、その症状が治まるまで自宅に留まることが推奨されています。
また、重症化するリスクの高い人、入院中の人、高齢者・障がい者施設にいる人と会うのは避けてください。

◎ 当局への報告義務
新型コロナウイルス検査の陽性結果を、州政府当局へ報告する義務はありません。
ただし、オンライン登録システムで登録することにより、ニューサウスウェールズ州保健局の医療サポートにアクセスすることができるようになります。

◎ 濃厚接触者
同居する家族など、感染者本人と同様に行動の制限はありません。

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウイルスに関する外部情報
* 在シドニー日本国総領事館 新型コロナウイルス情報
 https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウイルス感染者数状況
 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウイルス感染者数状況
 https://www.health.nsw.gov.au/Infectious/covid-19/Pages/stats-nsw.aspx
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウイルスの行動制限
 https://www.nsw.gov.au/covid-19/what-you-can-and-cant-do-under-rules

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会