5月から8月の間、南アフリカに冬がやってきます。ただ、冬とはいえ比較的温暖で、特に冬のはじめの5月、6月の日中は天気がよければ、半袖でも過ごせるほどです。雨もほとんど降らず、観光にも適しています。
一般的に冬は旅行のオフシーズンと言われていますが、気候が旅行に適していることもさることながら、冬場はさまざまな「お得」や見どころがいっぱい。南アフリカの「冬の顔」は、敢えて訪れたいほどの魅力にあふれています。


冬の南アフリカ。一番のおすすめはムプマランガ州にあるブライデ・リバー・キャニオン自然保護区。規模は世界で3番目といわれ、そして緑に覆われた峡谷としては世界一を誇っています。「ゴッズ・ウインドウ(神の窓)」と呼ばれるビューポイントからは峡谷を一望することができ、冬場は湿気が少なく、空気が澄んでいるため鮮やかな緑の色合いでその雄大な姿が眼前に迫ります。
また、冬でもまったく問題なく遊べるリゾート、サンシティもおすすめ。敷地内には5ツ星ホテルあり、カジノありの豪華リゾートで、特にゲイリー・プレイヤーの設計によるゴルフコースが有名で、ゴルファーなら一度はプレイしてみたい憧れのコースです。冬場はスペシャルレートがあり、お得にプレイすることができるのもうれしい特典ですね。


南アフリカに来たら誰もが絶対体験したいサファリ。実は、冬がもっともおすすめのシーズンなのです。南アフリカでは4WDのオープンカーを使用し、草原を疾走するワイルドな「ゲームドライブ」と呼ばれるアクティビティが定番。特に、冬場は草木の背丈が低いため動物を見つけやすく、暑さが苦手な動物たちが活発に動き回れる季節でもあるため、迫力満点のサファリが体験できます。
 日中は暖かくても夜の「ゲームドライブ」はかなり冷え込みます。ニットの帽子やマフラーなどのほか、冬物のコートなど防寒対策をきちんとするよう、お客様には忘れずにご案内ください。
ほかに、ボルダーズビーチのペンギンやハウトベイのアザラシなども、年間通して出合うことができる動物たちです。ワイルドなサファリにかわいらしい海の動物ウォッチングを組み合わせれば、動物好きな人に大満足していただけることは請け合いです。