ヨハネスブルグから車で約2.5時間、ノースウエスト州の緑豊かな平原に突如現れるアミューズメント満載のリゾート、サンシティ。敷地内には4つのホテルがあり、南アフリカ出身のゲイリー・プレイヤーの設計したゴルフコース、カジノや豪華なショー、マリンスポーツが楽しめるウォーターパークなど、大人から子どもまで楽しめるアトラクションがいっぱい。また、アフリカン・ドラムレッスンなどが受けられる文化村もあり、アフリカ文化体験も可能。駐車場から敷地内へはモノレールで移動するなど、まるでテーマパークのようなリゾートです。
すでに一つのデスティネーションと言ってもよく、何日間か滞在して、心ゆくまで楽しんでいただくのがおすすめ。年間を通じて変わらず楽しめるので、オフシーズンの目玉として活用できそうです。

サンシティ内の4つのホテルのうち、もっとも高級な5ツ星プラスのパレス・オブ・ザ・ロストシティ（338室）は、「古代アフリカの失われた都市の王宮」がコンセプト。エントランスや中庭に施されたアフリカに生きる動物たちの彫刻や銅像、ジャングルの中にたたずむ宮殿のような外観など、まるでテーマパークのように訪れる者をワクワクさせてくれます。室内の装飾も素晴らしく、まさに絢爛豪華な「王宮」。ブッフェスタイルの朝食は、サックスの生演奏付き。メニューの種類も豊富で和食や中華なども用意されています。
また、午後はメインダイニングでデザート・ブッフェのアフタヌーンティーが。サンドイッチやスコーンなどの3段プレートのほかに、10種類以上のデザートが食べ放題。その他、良質のワインを取り揃えたイタリアンやラウンジなどもあり、サンシティで優雅に過ごしたい方におすすめです。

サンシティに隣接したピーランズバーグ国立公園は、およそ5万ヘクタールの草原に50種を数える哺乳動物が生息する、南アフリカで4番目の規模の自然保護区です。もちろん、動物観察のハイライトであるビッグファイブ（ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー）も生息しており、ピクニックエリアでは車の外に出ることも可能。リゾートから気軽に訪れて本格的なサファリ体験ができるので、両方を組み合わせれば、現代的なアミューズメントと大自然の営みなど、あれもこれも楽しみたい人向きに魅力的なユニークな企画ができそうです。