バックヤードとは日本語でいう「裏庭」のこと。週に3回開催されるこのツアー（火・木・日に実施。平日は事前予約の団体。日曜は当日受付）は、まさに博物館の裏舞台をガイドの説明とともに覗いてみる、ちょっとユニークなツアーです。博物館の役割とは、ただモノを展示するだけではなく、文化財を修理したり、状態をよく保つことも含まれています。九州国立博物館では、文化財を収める収蔵庫の中を窓越しに見学できるほか、文化財を調査する最新鋭の機器類、文化財の修理の様子を見学することができます。めったに見られない博物館の裏側を体感できるのは、国立博物館としては初めての試み。修学旅行や研修旅行といった学習色の強い旅にも適しています。
