ルフトハンザ、プレエコを公開、日本路線は8月に搭載完了

  • 2015年2月3日

 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はこのほど、プレミアムエコノミークラスシートの記者体験会を実施した。LHでは2014年11月22日から、新クラスとして長距離路線を運航する機材にプレミアムエコノミークラスを導入しているところ。日本路線では2014年11月23日から羽田/フランクフルト線のLH717便とLH716便、2015年1月17日から羽田/ミュンヘン線のLH715便とLH714便で提供を開始している。今回は、公開されたプレミアムエコノミークラスの様子を写真で紹介する。

  • LH日本支社長のオットー・ベンツ氏とLHプレミアムエコノミー担当のキルスティ・シュバルベ氏。ベンツ氏は「これまでルフトハンザを利用したことがない、新しいマーケットの取り込みも見込める」と期待を示した

    プレミアムエコノミー

  • シートピッチは96.5センチメートルで、座席配列は2-4-2または2-3-2。シート幅は、日本路線の機材の場合、エアバスA340型機は45.7センチメートル、ボーイングB747-8型機とB747-400型機は48.8センチメートル

    シート

  • 日本路線で運航している機材のプレミアムエコノミークラスの座席数は、ボーイングB747-8型機とB747-400型機が32席、エアバスA340-600型機とA340-300型機が28席。全座席の約10%を占めている

    シート

  • シートを倒した状態。リクライニング角度はエコノミークラスの113度に対し、130度に拡大した。座面が前にスライドするようになっている

    リクライニング

  • エコノミークラスでは2席に1個の電源コンセントを、プレミアムエコノミークラスでは各席に完備した

    電源コンセント

  • 個人用モニターはエアバスに11インチ、ボーイングに12インチを設置。ただし、1列目のみ9インチとした

    個人用モニター

  • 中央の肘掛け部分にペットボトルホルダーを取り付けた。また、機内ではペットボトルのミネラルウォーターを提供する

    ペットボトルホルダー

  • 中央の肘掛けの下側には小物を収納するスペースを用意。各席片側のみに設けており、左右どちらかは座席によるという。また、収納スペースの横には個人用モニターを操作するリモコンが設置されている

    収納スペース

  • 各席に高さが調節できるフットレストを装備。2列目以降は前の座席に設置されている。また、1列目にはレッグレストも設けた

    フットレストとレッグレスト

  • 各席には1枚のフラットなテーブルを用意。シュバルベ氏は「折りたたみではなく1枚にすることで、安定性が高くなっている」とアピールした

    座席のテーブル

  • プレミアムエコノミークラスでは食事を陶磁器で提供。同クラスではウェルカムドリンクを用意しており、現在はオレンジとキウイを合わせたソフトドリンクが楽しめる

    食器

  • プレミアムエコノミークラスではアメニティキットを完備。おしぼり、靴下、歯磨きセット、耳栓、アイマスクを提供する

    アメニティキット