日本航空、羽田のファーストクラスラウンジをリニューアル

  • 2014年9月4日

 日本航空(JL)は8月29日、羽田空港国際線ターミナルのファーストクラスラウンジをリニューアルオープンした。今年3月までファーストクラスラウンジおよびビジネスクラス利用者向けの「サクララウンジ」として使用していたフロアを統合・拡張し、面積と座席数を約3倍に拡大したもので、新たなサービスとして利用者の目の前で調理した料理を提供するほか、専門のスタッフによる靴磨きサービスなども提供する。今回は報道関係者向けに披露されたラウンジ内の様子を写真で紹介する。

  • ダイニングエリアでは従来のビュッフェスタイルによる食事の提供に加え、「鉄板ダイニング」と銘打って、ラウンジ利用者の目の前で調理したメニューを提供する

    ダイニングエリア

  • 調理するシェフ。シェフは7時から11時30分、18時30分から23時30分の間サービスをおこなう

    ダイニングエリア

  • 「鉄板ダイニング」で提供する「黒毛和牛&黒豚のハンバーグ JLオリジナルソース」

    料理

  • ハンバーグに加えてパンケーキも提供する。今後は新たなメニューを追加していく予定

    料理

  • 気軽につまめるアペタイザーも複数揃えている

    料理

  • ダイニングエリア内のドリンクコーナー。ワインやウイスキーなどのほか、生ビールやソフトドリンクのサーバーも設置している

    ドリンク

  • ラウンジの奥には「ライブラリールーム」「ギャラリールーム」「プレイルーム」「バールーム」の4部屋からなる「RED SUITE」を設置。メインの「ライブラリールーム」には旅に関する書籍などを多数揃えている

    ライブラリールーム

  • 「ライブラリールーム」のショーケースには、過去のボーディングパスなどJLの貴重なアーカイブも展示する

    ライブラリールーム

  • 「ライブラリールーム」には靴磨きコーナーを設置。イギリスの靴メーカーのジョンロブ社の協力により、専門のスタッフによる靴磨きサービスを提供する。

    靴磨きコーナー

  • 「旅好きな大人のプライベートルーム」をイメージした「ギャラリールーム」には、アンティークのパイロットバッグなどを展示している

    ギャラリールーム

  • 「ギャラリールーム」では古いコックピット計器なども見ることができる

    ギャラリールーム

  • 「プレイルーム」にはチェスやサッカーゲームなどを用意。壁紙には世界各地の航路図を使用している

    プレイルーム

  • 「バールーム」ではローラン・ペリエ社のシャンパンに加え、日本酒ブームの立役者であるはせがわ酒店の協力により、季節ごとに3種類の日本酒を提供する。グラスはリーデル社製

    バールーム

  • エントランスには、洞爺湖サミットなどへの作品提供で知られる左官職人の挟土秀平氏による壁面アート「ひこうき雲~空と翼の軌跡~」を設置した

    芸術作品の展示

  • 今回のリニューアルのコンセプトは「モダンジャパニーズ」。書道家の武田双雲氏による世界地図を題材にした作品も展示している

    芸術作品の展示

  • 待合室は、ラウンジ中央部に位置するダイニングエリアを挟んで2つ設けている

    待合室

  • 待合室の大きな窓からは明るい光が差し込む。窓際に設置された座席からは滑走路を一望できる

    待合室

  • ビジネスコーナーはテーブルと椅子に加え、ファクス機能付きのプリンタ、LANケーブル差込口、電源コンセントなどを備える

    ビジネスコーナー