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シンガポール航空新座席、B777などに搭載

  • 2013年10月22日

 シンガポール航空(SQ)はこのほど、ファースト、ビジネス、エコノミーの3クラスすべてに新しい座席を搭載した新ボーイングB777-300ER型機の運航を開始した。新座席は、約1億5000万米ドルを投じてB777-300ER型機8機と、2015年以降の受納を予定するエアバスA350型機への搭載を予定するもの。現時点で日本路線への投入は確定していないが、SQ日本支社長デイヴィッド・リム氏によると「まもなく良いお知らせができる」という。顧客満足度で常に上位に入るSQが「業界でのリーダーシップを維持する」ために投入する新座席を写真で紹介する。

  • デザインはBMWグループ子会社のデザインワークスUSA。高級車のような落ち着きのある雰囲気

    ファーストクラス

  • シートピッチ67インチ(170センチメートル)、座席幅35インチ(89センチメートル)

    ファーストクラス

  • 手元には各種の操作をおこなうパネルなどを用意。読書灯や間接照明を工夫したという

    ファーストクラス

  • スクリーンは24インチで解像度は1920×1080、ヘッドホンはBOSE製。収納スペースも各所に配置している

    ファーストクラス

  • 座席配列は1-2-1、座席数はB777-300ER型機では全8席

    ファーストクラス

  • 就寝時には背もたれを手前に倒すことでベッドに。ベッドメイクは客室乗務員がおこなう。ベッドの長さは82インチ(203センチメートル)で、従来よりも2インチ伸ばした。

    ファーストクラス

  • テーブルは高さを含めて位置を調整可能

    ファーストクラス

  • デザインはオリエント・エクスプレスやSQのA380型機の内装を担当したジェームス・パーク・アソシエーツ

    ビジネスクラス

  • シートピッチ51インチ(130センチメートル)、座席幅28インチ(71センチメートル)。もちろんフルフラット

    ビジネスクラス

  • A380型機よりもベッド部は狭くした(同型機では大きすぎるとの声も)が、その分アメニティやノートパソコン用に収納スペースを拡充

    ビジネスクラス

  • 操作パネル。「Lazy Z」と「Sundeck」というシーティングポジションを用意している

    ビジネスクラス

  • ファースト同様、背もたれ部分を倒してベッドとなる

    ビジネスクラス

  • ベッドの長さは78インチ(198センチメートル)。前の座席にななめに足を入れるスタイル

    ビジネスクラス

  • 座席配列は1-2-1で座席数は42席。スクリーンは18インチ(48センチメートル)で解像度が1366×768。ヘッドホンはPHITEK製

    ビジネスクラス

  • ビジネスクラスのバルクヘッドは足元が非常に広いため人気が出そうだ

    ビジネスクラス

  • ゾディアックシーツUS製造。配列は3-3-3で合計228席

    エコノミークラス

  • シートピッチ32インチ(81センチメートル)、座席幅18.6インチ(47センチメートル)

    エコノミークラス

  • 機内エンターテイメントシステム「クリスワールド」は、全クラスでモニターだけでなくハンドセットにもタッチパネル式の液晶を搭載(ファーストとビジネスのモニターは非タッチパネル式)。おすすめ映画情報など、旅客同士のソーシャル・ネットワーキング機能も

    エコノミークラス

  • リクライニングは117度まで可能。前の座席下にも足を入れられるようにしてスペースを拡充

    エコノミークラス

  • シートクッションは背中を包み込むようにデザイン。ヘッドレストも人間工学に基づいて設計したという

    エコノミークラス