11月のパース、ロットネスト島で手付かずの自然に触れる

  • 2011年12月16日

 西オーストラリアの州都パースや、港町フリーマントルから訪れることのできるロットネスト島は、ボートツアーやサイクリングなどアクティビティが豊富で子供から大人まで楽しめる人気スポットだ。また、11月は最高気温が23度から25度程度と気温は低くないものの風があり涼しく過ごしやすいので、サイクリングやウォーキングなどにぴったりの季節。ロットネスト島固有種のワイルドフラワー、ロットネスト・アイランド・デイジーを愛でながら散策してみるのもおすすめだ。今回は11月中旬のロットネスト島を訪れ、パースのツアーに一味加えるスパイスとなる島の魅力を写真で紹介する。

取材協力:西オーストラリア州政府観光局(TWA)、中国南方航空(CZ)

  • サイクリングの途中では島固有種のロットネスト・アイランド・デイジーに出会うことができる。今回訪れた11月中頃には満開だった。優しい紫色と空と海の水色とのコントラストが美しい

    ロットネスト・アイランド・デイジー

  • ロットネスト・エクスプレスの高速船、約500名が乗船できる。フェリー料金、シュノーケル、レンタサイクルをあわせたパッケージだと115豪ドル

    パース、フリーマントルを往復する高速船

  • レンタサイクルを借りて準備万端。体力にあわせておすすめのコースを教えてくれるので安心。サイクリングのみなら1日レンタルで28豪ドル

    レンタサイクル

  • ロットネスト・エクスプレスのバス。1時間30分で島内を1周できるバスツアーもある

    ロットネスト・エクスプレスのバス

  • ロットネスト島にあるビーチは64。その中でもここは穏やかで白い砂浜がまぶしい。ビーチに向きあうように停泊しているクルーザーの中には9月からずっと生活している人も

    クルーザーが停泊できるビーチも

  • 島内に8000から1万頭が生息するクォッカ。夜行性で昼間は寝ていることが多いが、こうして昼間に出会うこともしばしば。愛くるしい表情で観光客にも人気

    ピカチュウのモデルにもなったクォッカ

  • ロットネスト島固有種のワイルドフラワー、コースタル・グラウンセルは黄色く小ぶりな花。ロットネスト島最西端で鮮やかに咲いていた

    コースタル・グラウンセル

  • ロットネスト島最西端の海は穏やかなビーチとうってかわってワイルドな雰囲気。同じ島でも場所によって表情を変える海を感じることができる

    ロットネスト島最西端の海

  • ロットネスト島に咲くアイスプラント。露がついたような葉とやわらかい白花が特徴

    アイスプラント

  • ビュッフェ形式のランチも提供するロットネストロッジは宿泊もできる。船着場のトンプソンエリアから歩いてすぐ。

    宿泊もできるロットネストロッジ

  • 小型のエコボートでアドベンチャー・ロットネスト・ツアーへ。通年で設定しているが、9月から11月までは北上してきたクジラを見るホエール・ウォッチングを組み込む

    アドベンチャー・ロットネスト・ツアー

  • 風の強いロットネスト島では気温が高くても冷えるのでウインドブレーカーなどがあると便利。アドベンチャー・ロットネスト・ツアーは波しぶきをあげながら進むので、さらに上から水よけを貸してくれる

    より自然を近くに感じるエコボートツアー

  • クジラを探すために猛スピードで島の周辺をまわる。大きくたてに揺れるので小さなジェットコースターのよう

    スピード感あふれるボートツアー

  • ガイドのスタッフがクジラのいる方向を教えてくれる。クジラを探すときの船上はみんな祈るように静かに。この日は赤ちゃんクジラやお母さんクジラに出会った。写真のクジラは授乳中だそう

    ロットネスト島周辺に現れるクジラ

  • 気持ちよさそうに太陽を浴びているのはニュージーランドオットセイ。ロットネスト島にはニュージーランドオットセイの生息地があるので、年間を通して見ることができる

    ニュージーランドオットセイ