震災から復興した都江堰、「修旧如旧」で全面オープン
2008年5月12日の四川大地震で、大きな被害を受けた都江堰。その後、被災したエリアを除いて再オープンしていたものの、2011年4月に観光のハイライトであった秦堰楼や二王廟が観光可能となった。中国では歴史的な建造物などの修復は「修旧如旧」の精神で作業をすることを務めているといい、関係者は「以前の姿のまま」と自信を示す。日本のパッケージツアーでは震災前ど同様に、十分な観光が可能だ。約3年を経て見事に復活したその姿には、東日本大震災の被災地への思いを重ね、勇気付けられた感もあった。