クリスマスの雰囲気あふれるウィーン、クリスマス市を訪ねて

  • 2010年12月11日

 アドヴェント(待降節)と呼ばれるクリスマスまでの約4週間、ウィーンでは市内各地でさまざまなクリスマスマーケットがオープン。市内全体が幻想的な光のイルミネーションで彩られ、街全体がクリスマス一色に染まる。ウィーンのクリスマスは、なんといっても街歩きが魅力。路面電車や地下鉄など、公共交通機関を使って気軽にクリスマスマーケットめぐりができるほか、街のイルミネーションも見て歩くだけで十分に楽しめる。今回は12月初頭に実施されたウィーンの研修旅行で体感した、クリスマスの雰囲気あふれるウィーンの様子をレポートする。


取材協力:ウィーン市観光局/ウィーン在日代表部、オーストリア航空
取材:栗本奈央子

  • ショッピングで有名なケルンストナー通り。美しい飾りつけが目を惹きつける

    ケルンストナー通り

  • スワロフスキーのショーウィンドーにはアドヴェント・カレンダーをテーマにしたディスプレイが。なかにあるボックスを毎日1つずつ開けていく

    スワロフスキー

  • 「赤い塔」を意味するローテントゥルム通りは、赤いイルミネーションで華やか

    ローテントゥルム通り

  • 街角にはクリスマスの伝統的な温かい飲み物「グリューワイン」や「プンシュ」を売る屋台もあり、体を温めるのにぴったり。お酒が弱い人にはノンアルコールの「キンダープンシュ」もある

    ホットドリンク

  • クリスマスシーズン限定のケーキも登場。ツリーのオーナメントやトナカイを模したケーキは絶品。カフェ・ツェントラルにて

    クリスマス限定ケーキ

  • 皇室御用達のカフェ、ゲルストナーには、オーストリアのクリスマスでおなじみの聖人「ニコロ」と、悪魔「クランプス」のマジパン人形が並ぶ。12月5日、6日に子供たちを訪問し、良い子にはニコロがプレゼントを、悪い子にはクランプスがムチを与えるとか

    ゲルストナー

  • グランド・ホテル・ウィーンで見かけた「アドヴェント・クランツ」と呼ばれるクリスマスの飾り。針葉樹の枝で作った輪にロウソクを4本立て、日曜日が来るたびに1本ずつ火を灯していく

    アドヴェント・クランツ

  • ホテルの内装もクリスマス仕様に。カフェのカウンターもお菓子の家に変身、インターコンチネンタル・ウィーンにて

    お菓子の家

  • 街角や広場のあちこちでさまざまなクリスマスマーケットが開催される。クリスマスマーケットめぐりを気軽に楽しめるのも、コンパクトなウィーンならでは

    街のクリスマスマーケット

  • 粉雪の降るなか、クリスマスマーケットを楽しむ人々。今年は例年より早く雪が降ったため、一足早いホワイトクリスマスとなった。美術史博物館と自然史博物館の間にあるマリア・テレジア広場にて

    マリア・テレジア広場

  • 市庁舎前広場のクリスマスマーケットは、約150軒の屋台が並ぶウィーン市最大規模のもの。11月13日から12月24日までの開催中に、毎年約300万人が訪れる

    市庁舎前広場

  • 屋台の中にところせましと飾られた、クリスマスのクッキー「レープクーヘン」

    レープクーヘン

  • 色とりどりのクリスマスキャンドルやキャンドルホルダーにはつい手が伸びる

    クリスマスキャンドル

  • 市庁舎の中では、携帯のストラップ作りやお菓子作りのワークショップが開催される

    ワークショップ

  • オーストリアのクリスマスの定番、三日月形のクッキー「バニラキプフェル」。市庁舎前のクリスマスマーケットではクーポン券と引き換えに無料でもらえる

    クリスマスのクッキー

  • 飲み物はクリスマスマーケットオリジナルのカップに入れてくれる。店に返せばカップ代を返金してもらえるが、記念に持ち帰る人も多い

    オリジナルマグカップ

  • 世界遺産のシェーンブルン宮殿でもクリスマスマーケットが開催される。ライトアップされた宮殿も魅力のひとつ

    シェーンブルン宮殿

  • 様々な種類のオーナメントのワゴンは、眺めているだけでも楽しい

    オーナメント

  • スノードーム専門店も。実はスノードームの発祥の地はウィーン

    スノードーム

  • 手作り感あふれる工芸品も販売されている。プラーター遊園地のクリスマスマーケットにて

    手作りの工芸品