国際航空運賃規制を見直しへ、上限認可制に移行−柔軟な運賃設定が可能に

国土交通省航空局は国際航空運賃について規制を緩和する方針だ。航空会社が需要動向に応じて機動的に運賃の設定や変更できるよう、国際航空運賃を上限認可制へ移行する。これまで、包括旅行運賃(IT運賃)以外の公示運賃は運賃レベルを変更するごとに認可を受ける必要があったが、規制緩和後は、上限の範囲内であれば需要動向に応じて自由に運賃設定できるようになる。また、企業へのコーポレートレートなど、大口利用顧客向け個別割引運賃(プライベートフェア)についても同様に、上限の範囲内であれば認可不要とした。いずれの場合も消費...