直虎効果は大、奥浜名湖の旅へ 静岡県浜松市

 静岡県浜松市観光・シティプロモーション課の中野正晴さんと杉田実良さん、浜松観光コンベンションビューローの鈴木康久部長、静岡県大阪観光案内所の坂本正幸所長がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、県西部の浜名湖北側「奥浜名湖」周辺をめぐる観光とマリンレジャー、大河ドラマ「おんな城主 直虎」にあわせて今年1月オープンし好調の「大河ドラマ館」をPRした。

 奥浜名湖周辺は井伊家ゆかりの地が点在。井伊家の菩提寺でもある龍潭寺や、ドラマの舞台となった井伊谷城跡は個人旅行に人気だ。奥浜名湖エリアのゆかりの地はテレビで度々紹介され現在まさに人気エリアとなっている。杉田さんは「大河ドラマ館は予想以上の人気で驚いています。年間目標来館者数50万人は9月に達成できる見込みで、予想の約2倍のスピードです。ドラマの展開にあわせてリニューアルをしていますので、リピーターの方にも楽しんでいただけます」と胸を張った。

 また歴史観光とあわせて浜名湖でマリンレジャーを楽しむ人も数多く訪れている。鈴木さんは「水の力で飛べるフライボードや、船などに引っ張れて上空を舞うパラセーリングが人気で、今年6月にはフライボードの全日本大会を舘山寺で開催しました。宿泊を伴う旅行なら古くから開けたかんざんじ温泉も近くにありおススメです」。

 中野さんは天竜浜名湖鉄道(新所原駅-掛川駅間を走る通称、天浜線)で営業部長を務めていた経歴の持ち主。「天浜線が大河ドラマ効果で昨年の約2倍の乗車率で推移しています。好調な勢いにのせて運行を始めた会社発足後初の臨時快速列車も大好評を得ています。平成31年には静岡県でJR主催のデスティネーションキャンペーンもあり、ますます魅力あふれる浜松エリアをご期待ください」と熱弁した。

 最後に坂本さんは「関西から浜松までマイカーなら3時間30分です。東海道新幹線浜松駅からは直通の路線バスのほか、遠州鉄道と天浜線を乗り継いでドラマ館最寄りの気賀駅まで行くこともできます。いずれも1時間ほど。ぜひ奥浜名湖エリアにお越しいただき歴史観光とマリンレジャーを楽しんでください」。


情報提供:トラベルニュース社