スターフライヤー、「LCCやめます」-ハイブリッド航空会社へ
▽路線網、14年度に羽田国際線へ-国内も羽田を「最大限活用」
経営戦略の柱としては、「国内外ネットワークの拡充」「経営基盤の強化」「高品質・高付加価値サービスの追求」を掲げた。
このうちネットワーク拡充では、国際線事業で7月の北九州/釜山線の就航のほか、2014年度の羽田空港国際線発着枠の獲得に合わせて東アジアなどへの国際線展開をめざす。また、双発機による洋上飛行に関する許可(ETOPS)を取得することで、幅広い路線展開が可能な体制を構築する。
また、国内線では2013年春に解放される羽田の国内線発着枠を最大限活用して増便と新規路線開設をめざすという。羽田以外の路線については、LCCや他の交通機関との競合などを考慮して展開していく計画だ。
なお、2014年の経営目標として、座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)はコードシェアを含めて2011年比で105.6%増に設定している。