春闘:京王観光、JTB札幌ビジネスセンター

  • 2020年3月23日

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合(サービス連合)によると、3月17日までに京王観光とJTB札幌ビジネスセンターの労働組合が、それぞれ賃金や一時金などについて合意した。詳細は下記の通り。

京王観光

●賃金
・正社員(総合職・特定職)・契約社員の賃金制度を維持する
人事評価について、今後も評価者・被評価者への研修を実施し納 得性の高い運用を目指していく
・ポイント年齢別最低保障賃金の締結
契約社員および正社員(特定職)は26歳までとする

●一時金
・正社員(総合職)年間2.5ヶ月
正社員(特定職)年間1.5ヶ月
キャリアスタッフ年間1.5ヶ月
ただし新型コロナウイルスの影響による収支状況により支給月数について再協議することを労使で確認する
また、業績連動賞与については継続して協議する

●その他要求
・計画年休制度の運用
・総実労働時間の短縮について労使で課題を共有し協議する
・多様で柔軟な働き方が出来る会社作りにむけて離職防止の観点のみならず、生産性向上の視点を持って協議する

JTB札幌ビジネスセンター

●賃金
・組合員一人あたり2.5%以上の賃金改善原資の確保

●一時金
・2020年夏期臨給支給水準は継続協議
・2020年冬期、2021年夏期臨時給与支給分として、年間3.5ヶ月の予算化

●その他要求
・「社内インターンシップ制度」の協約化
・年次有給休暇の時間単位取得